夏の閑散期の集客を見込むため、ラベンダーの谷のラベンダーに代替する夏(主に7月)の新たな見どころを整備する。本業務は、プロポーザルによって選定された。起伏のある地形のなかで、視線が多様に変わる園路線形、成長した大径木を有効活用し、魅力を更に向上させる植栽計画とする。夏場を鑑賞適期とする植物の中から、計画地の伸びやかな空間スケールに見合う植物、暑さや乾燥に強く、省管理による生育が期待できるものを、主体とした。現地は、大阪層群土壌であることから、土壌改良の検討、排水不良の改良を行った。また、施工時には、植物の材料確認、配植の指示などを行った。
■所在地 :大阪府吹田市
■受注先 :万国博覧会記念機構
■業務内容:実施設計、工事監理
■工期 :平成23年度