戸ノ内地区住宅改良整備事業の中で尼崎市営バスの転回場所を含む緑地とその南側に隣接する公園の設計である。
設計にあたっては東側に隣接して建設予定の改良住宅の各設計業者及び尼崎市交通局との協議、調整を図りながら設計業務を遂行する。また、当該緑地周辺地区は地盤が低く、度々浸水していることから豪雨等の際雨水の一時貯留機能を併せ持つ公園として計画する。
○計画の方針
・「街区公園としての整備~誘致範囲の中の公園~」
・街区公園の役割として、「子供たちが安全に遊べる空間の確保」「自然や人々とのふれあいの場の整備」とする。
○整備のイメージ
・公園は、南側、中央、北側の大きく3つのゾーンに区分し計画を行う。
・公園南側は、「入口ゾーン」として整備を行う。整備の目的は「広場」と「バス停」とし、主要な施設として「舗装の 広場」「植桝ベンチ」「バス停」を設ける。利用対象年齢は「成人」「高齢者」とする。
・公園中央は、「休憩ゾーン」として整備を行う。整備の目的は「休憩」とし、主要な施設として「四阿、縁台」「トイ レ」を設ける。利用対象年齢は「成人」「高齢者」とする。
・公園北側は、「広場ゾーン」として整備を行う。整備の目的は「グランド」「遊具」とし、主要な施設として「多目的 広場」「石の山(コンクリート製の遊具)」「健康遊具」を設ける。利用対象年齢は「児童」とする。また、多目的広 場には貯留機能を持たせる
■所在地:兵庫県尼崎市
■受注先:尼崎市
■業務内容:実施設計
■工期:平成23年度